お客様の声
ボルダリングウォールのあるリノベーション
~横浜・金沢文庫 A様邸 完成インタビュー
- クライアント
- Ms.M.A(奥様)
- インタビュアー
- サオビ島崎
- 家族構成
- 夫婦+子供2人(女1男1)
リフォームのきっかけ
結婚15年、リフォームはずっとやりたかった。下の子が3歳になり手が届く範囲が広がった事で手狭になった。料理教室を始めたいと思った。何よりも家族が住みやすい環境に変更するタイミングが今がよいと判断したから。
既存の住まいが使いにくいかったところは?
元々マンションの2部屋を繋いで使っていたので、風呂・トイレ・洗面・キッチンが一組多かった。また廊下などにスペースが充てられていてもったいなかった。狭い中でも廊下などのスペースを居住空間に効率良く使えるのではないかと常日頃から思っていました。
サオビとの出会い、依頼した経緯
3〜4社の提案と見積もりを取っていました。その中ではサオビさんは途中で迷ったり細かな変更にも柔軟でフレキシブルに対応してくれるのではないかと感じられた。柔軟な対応が決め手でサオビさんに依頼しました。
依頼した内容、こだわりのポイント
- 廊下から見える眺めを居室に取り込みたい。
- 料理教室ができる大きなキッチンが欲しい。
- 家族がゆったりくつろげる大きなスペースが欲しい。
- アロマテラピーができる施術室兼寝室が欲しい。
- 天井を抜いて開放感を獲得したい。
と自分でも欲張りと感じるくらいの5つの要望。とても全部は出来ないと思いましたが全て120%実現しました(笑)200点!できなかったことはないくらい。
———お客様の住まいの要望の根底には、機能性や使い勝手以上に生活をいかに楽しむかが大きなテーマだったと感じています。———
生活の中で使いやすく工夫することは夫婦とも得意としていたので、今回リノベーションで要望したことは上記のような住まいの楽しみ方が中心となりました。
———細かな寸法や使い勝手は設計の過程の中で、サオビがお客様に都度提案して確認しています。———
家にいることが気持ち良くて、外に出かけたくなくなった!
天井が抜けて圧迫感がなくなり、広々感じる。ガラス面が全て居室に面するようになったため開放感もあり、採光もよい。私の大好きな光合成ができます(笑)光合成しながらキッチンにいられる!
———採光が大好きな奥様です(笑)。以前のキッチンは窓が小さく暗い場所だった。一般的なマンションでも居室優先のため暗いキッチンが多い。お客様のキッチンへの優先度は高く、今回の明るいダイニングキッチンはとても満足していただくこととなった。———
ダイニングキッチンから子供達が遊んでいる姿が見えます。
ダイニングキッチンが夫婦の定位置になりました。ロフトも見えるのでどこに子供がいても会話出来きます。
プランニングの印象
細かい!島崎さんがやまのような打合せ資料を抱えてきて、毎週細かく提案してくださったことがありがたかった。素人だと空間を立体的に捉えたりできないし、アイディア・選択肢に乏しく視野が狭い。それを広げてくれるアドバイスをたくさんくださいました。
提案の中で良かったこと
サオビからの提案について
全てが提案だった。全部!やりたいことは5つ伝えて全部叶いました。
家が狭いから食材庫やウォークインクローゼットを作る気はなかったけれど、提案してもらい実現出来て良かった。食材庫には自分のお気に入りのものを詰めて、すべてが一目で見える。眺めて萌えています(笑)コレクションボックス・宝箱のようなものになりました。人に見えないようにしながら可愛く詰める。お勧めいただき作ってよかった。
洗面側の収納にしようと思っていた柱と壁の間の窪みは、島崎さんの提案でキッチン側の飾り棚にしました。提案がなければ洗面側の収納になっていたと思います。これも良かった。
———現在は子供達の学校や保育園で製作物が可愛く飾られています。内部は奥様のアイディアでブルーに塗られていてアクセントとなっています。———
シンプルなだけの仕上げはつまらないと思っていました。島崎さんと相談しながら自分の好みの色をどこに配置するか決めました。
———入り口を入った正面の壁がブルーで印象的。ビビットなカラーチョイスは好みがあるのでカラーチョイスのセンスはお客様のセンスが現れるところです。エントランスの仕切りの暖簾もパープルで素敵です。———
小学生のお子さんに質問。新しい家はどうですか?
楽しい!ボルダリング、ロフトが楽しい!
サオビ紹介のリフォーム会社の印象
100点でした。一番長くいてくれた大工さん。若さ・ビジュアル(笑)・仕事のきめ細かさ・現場を汚さない気の使い方が良かった。また気さくで話しやすく、作業の途中に現場の状況を詳しくわかりやすく教えてくださいました。お話もしっかりできてとても信頼感がありました。
リフォーム会社さんのスタッフをはじめ、皆さんはまめに現場に来てくれました。
現場に入る前は職人さんは話しづらいと思っていましたが、実際はそんなことはなくていい意味で裏切られました。「あれもこれも言って、なんでもできることはややりますよ!」と言ってくださいました。
良いスタッフに恵まれました。
依頼して良かったと思ったこと
島崎さんは自分達がやりたい要望に対しての絶対にノーとは言わず、できる方向をポジティブに検討してくださいました。
壁塗り(施主様が自ら塗装)について、御主人が主体的に素材を検討して塗り上げた珪藻土壁。やり切って少しさびしい、金メダリストの燃え尽き症候群(笑)
ただこの壁の塗装のお陰でこの家が本当の意味で主人をはじめ家族の物になったと思います。
主人は新しい家についてはあまり要望がなく、ボルダリング・ハンモックがしたいという要望以外は住めればよい程度の興味だったけれども、積極的に住まいづくりに参加するきっかけが壁塗りでした。
主人としては素敵な雰囲気になりすぎることが少し気恥ずかしいと感じていたようです。壁塗りがはじまり、主人がいかに綺麗に塗れるかに集中したことで一気が家づくりに参加、最後は私を追い抜く勢いで、家づくりにのめり込んでいきました。奥様やお友達、(サオビや工事スタッフも)沢山の方にお手伝いいただきましたが、主人がすべてを監修。塗りは主人自らが大半をやりきりました。手伝わせてくれないぐらい(笑)子供達も自分の居場所部分は塗ったので、自分達も参加できて楽しかったみたいです。みんなで頑張って作った家族の住まいになりました。
ある時はお父さんは大工さんだと子供達と言っていて、作業するお父さんを家族で応援しました。
暮らし心地・感想
文句のつけようが全くなく、どこに所在していても気持ちがいいねという感じ。
以前のお風呂は狭く足を伸ばして入れませんでした。子供達と一緒にお風呂に入った時に、お母さん足伸ばしていいよーと言われて足を伸ばす。
そうすると子供達が「お母さん幸せ?幸せ?」と毎晩言います(笑)。「幸せー!」というと今度は「何が一番幸せ?お風呂?キッチン?ハンモック?ボルダリング?どこが幸せ?全部でもいいよー。」って。「全部幸せだよね!」と話しています。
島崎さんが狭いのではないかと少し心配していた最小限の小さな寝室。
3枚の布団をぴったり敷いて4人で寝るにはこじんまりしてちょうど良い。昔はオイルヒーターを使って寝ていましたが、今は狭いせいか全くなくても家族の体温だけで暖かいです。幹線道路沿いで夜はうるさかったのですが、今回はインプラスを入れていただき、さらに寝室が部屋を挟んだ建物の真ん中に配置したため、全く音が聞こえないです。そのため、家族の眠りがとても深く、お陰で起きられません(笑)すごく良かった。寝る場所が穴倉的で落ち着きますね。
(インタビューの最中も子供達はボルダリング、ロフト、ハンモックと楽しげに遊んでいる)
これからリフォームされる方にアドバイス
やりたいことをいいましょう!
とりあえず言ってみる。
やりたい気持ちは我慢しないで伝えるべきだと思います。最後満足するかしないかにつながるんじゃないでしょうか。実際できるかできないかは別として言い切ること、検討し尽くすことが大事だと今回のリノベーションを通じて感じました。