二世帯住宅リノベーション

ライフスタイルを重視したプランニング

実家をリノベーションして二世帯住宅にするご要望をいただくことも増えてきました。

「親が近くにいることで安心した子育てができる」「いざという時に支えてくれる家族が近くに居る」「孫に会う機会が増える」「生活費や光熱費が単世帯に比べ節約しやすくなる」など二世帯住宅には多くの安心やメリットがあります。
しかしライフスタイルの違う2つの世帯が同じ空間に住むことで、夜遅くまで働く子世帯と朝が早い親世帯で生活のリズムが合わないなどストレスの原因にもなります。

お互いの世帯からの要望をまとめる
プロの専門家(プランナー・建築士・建築家)が重要になります。

住環境研究所の調査(PDF)によると住まいの計画段階で同居・二世帯暮らしの不安や悩みごとを把握し、軽減するための対応をすることで80%以上の家族が暮らしに満足と回答しています。

サオビのリノベーションは、住む人の“わくわく”ありき。
空間を作るのは方法であって、お客様のライフスタイルを作ることが最終的な目的です。
サオビではお互いの世帯のライフスタイルを重視したプランニングをすることでそれぞれの世帯の独立性を尊重しつつ、お互いが協力し合える二世帯住宅リノベーションをご提供しています。

完全分離型、共用型の二世帯住宅

2つの家族が同居二世帯住宅。お互いの世帯のプライバシーの確保がとても重要になります。

プライバシーを保つために完全分離型の二世帯住宅で物理的に空間を分けてしまう方法があります。この完全分離型では、キッチンや浴室、トイレなどの水回りの各設備を世帯ごとに設ける必要があるため建築費用が高くなり、また敷地面積も十分な広さが必要になってきます。

一部共有スペースを設けた共用型の二世帯住宅があります。共用型の二世帯住宅では、キッチンなどの空間は独立させつつ、玄関や浴室などを共有スペースとして活用することで限られた予算や敷地面積を活かしながら各世帯のプライバシーを保つことができます。各世帯のプライバシーは保ちつつも共用部分をもつことで世帯間のコミュニケーションが増えるメリットがあります。

サオビではプライバシーの確保はもちろんのことお互いの家族が心地よい距離感を持てるように最適なプラン(完全分離型、共用型)をご提案しています。長く一緒に住む場所だからこそ機能面の満足だけでなく各世帯の想いや心地よさも一緒に創っていきたいと思います。

シェアするライフスタイルをデザインします

子世帯が共働きの場合、親世帯の育児・家事サポートが大きな力になります。
各世帯のプライベート空間の間に共用のシェアリビングなどを設けることで各世帯のプライバシーは守りながらお互いのライフスタイルを補完しあいます。

子世帯はシャワーだけで浴室を親世帯のものを利用する、玄関は共同で利用するなど共有する機能を増やしシェア空間を設けることで世帯間のコミュニケーションの場を増やします。

玄関やお風呂などの機能面のシェアだけでなくライフスタイルもシェアできる2世帯住宅のリノベーションをご提供しています。

事例:単世帯だった70坪の2階建て住宅を二世帯住宅にリノベーション

元はご両親の単世帯だった70坪の2階建て住宅。。
二人の娘は独立したが、娘(姉)家族(夫婦+子供1人)が全体を二世帯住宅にリノベーションして同居されました。

玄関は共用ですが、1階と2階で世帯を分けてLDK、洗面、浴室は各階別に設けています。また1階のキッチンを娘さんが料理教室で活用されることもあり、1階には裏動線「プライベートパス」を設けて、ご両親の寝室から収納、洗面、浴室、トイレ、ダイニングキッチンへと子世帯と顔を合わせることなく移動できる動線を確保しました。

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事例:46坪木造2階建ての完全分離の二世帯住宅

46坪木造2階建ての完全分離の2世帯住宅。
お母様と娘世帯(夫婦+子2人)
玄関、水回り、LDKと全て完全分離の2世帯住宅に全面的にリノベーションしました。互いの生活をしっかりと独立させた距離感だからこそ寄り添った暮らしが実現できます。

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事例:鉄骨造3階建・コンパクトにリノベーションした二世帯住宅

鉄骨造3階建、親世帯は1・2階で暮らし、3階部分に子世帯(夫婦+子供2人)がコンパクトにリノベーションして居住しました。3階はLDK、個室、洗面、トイレ、シャワールームも設け、あまり使わない浴室は親世帯と共用。玄関、階段は共用しています。

子供部屋は作り付けの二段ベッドを使って立体的にスペースを活用して効率的に広さを確保しています。

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